コロナ罹患後のワクチンについて

2022年9月23日

コロナに感染したお子さんも、コロナワクチンのメリットは大きく、接種が推奨されます。
感染で上昇した抗体(免疫)は時間がたつと低下してきますが、ワクチン接種をすると抗体がさらに急上昇し、再感染のリスクを減らすことができます。また多様な変異に対する抗体の産生もみられ、免疫の幅が拡がることもわかってきました。
1 コロナ罹患後のコロナワクチン
まだ接種していないかたは、療養期間終了後1ケ月したら接種できます。
 1回目のあとかかってしまった場合は、療養期間終了後2週あけて接種してください。
 3回目のかたは療養期間終了後、3ケ月たったら早めの接種をお勧めします。 
  以上はめやすです。早期接種ご希望のときは、いつでも接種可能です。
2 コロナ罹患後の一般ワクチンおよびフルワクチン
★一般ワクチン
  療養期間終了後2~4週したら接種できます。
 濃厚接触者、無症状PCR陽性も、自宅待機期間終了後2週間空けてください。
  不活化ワクチン→生ワクチンの順で接種してください。
  ★インフルワクチンについても一般ワクチンと同様、療養(待機)期間終了後2週したら接種できます。
3 感染状況、ワクチンの有効性と副反応
 ☆ 本年はじめからオミクロン株での小児コロナ感染が急増し、10y台を含め30%にもなっています。死亡例は8月末時点で41例の報告があり、11y未満が35例、4割は基礎疾患なしでした。
 ☆ ワクチンの発症予防効果は50-60% 入院(重症化)予防効果は 5-11yで70% 12-17yで90-95%です。 
 ☆ 5-11yのコロナワクチン副反応は12y以上のものより頻度も熱の程度も軽いことがわかってきました。
 ☆ 罹患後のコロナワクチン副反応はやや強めのようです。
 ☆ 蓄積された安全性・有効性のデータにより、コロナワクチンは接種努力義務となり、小児科学会も接種を推奨となりました。